東京駅から常磐線で51分、牛久駅からバスで約25分の場所に牛久大仏はそびえ立っています。たまに茨城の風景で見たりするこの大仏に足を運んでみました。
庭園がすごい
私が行ったのは2月初旬でした。春や秋はたくさんの花々が庭園に咲くとのことですが、2月なので、なんも咲いてません。完全なオフシーズンです。花も大仏も楽しみたい方はお出かけの際、冬場は外した方が無難かもしれません。
実際はこんな感じでシーズンごとに様々な花が咲くとのことでした。
大仏と対面
遠くから眺めているとそこまで大きくないかなと感じますが、近づくにつれて半端ない大きさであることが分かりました。
概要はこんな感じ。
高さもさることながら、総重量4,000tということで、それを支える地盤とは…と考えてしまいました。牛久大仏のホームページには大仏手のひらに奈良の大仏が載るとの記載もありました。
庭園内には大仏の大きさを感じさせる展示がありました。
この螺髪(らほつ)ですが、ひとつ200Kgで、480個取り付けてあるとのこと。一瞬、へ?てなるかなと思います(笑)
いざ、大仏の内部へ 〜胎内空間〜
まず、胎内を拝観する際の注意点です。胎内には化粧室がありません!入口向かいにある化粧室を利用しましょう。意外だったのは土足厳禁。考えてみれば、大仏さまの胎内に土足で踏み入れるなんて罰当たりですよね。失礼しました。
1階 「光の世界」
入口をくぐると、一定の人数の拝観者で暗闇の空間に1分間音声を聞きながら、煩悩の世界を体験します。扉が開くと、ありがたい慈悲の光と生命の滝?が見えてきます。
2階 「念仏の間」「知恩報徳の世界」
写経体験(200円〜)ができたり、ありがたい法話を聞くことができる心が落ち着く空間です。さらに、牛久大仏の建造過程を展示したパネルなどもあります。
3階 「蓮華蔵世界」
胎内仏として約3400体の仏像が納められています。ここは圧巻です。こんなにたくさんの仏像に囲まれたことはこれまでの人生でありませんでした。自然と手を合わせたくなる空間です。
4階 お土産のフロア
エレベーター(下り)の待ち時間があります。一休みがてらお土産を見て回るのも良いでしょう。
5階 「霊鷲山の間」「展望台」
〜霊鷲山の間〜
仏舎利が安置されています。
〜展望台〜
地上から見ると分かりますが、大仏さまのお胸あたりに三本の隙間があり、そこからの景色が見られます。東西南北に窓があり地上約85mからの景色が楽しめます。
晴れていると東京スカイツリーや富士山を望める方角もあるそうです。
残念ながら私が拝観した日は見えませんでした。
ちなみに階数ごとに紹介しましたが、拝観順路は1階→2階(パネル展示)→5階→4階→2階(写経体験など)→出口という流れです。
2階から5階、4階から2階はエレベーターでの移動でした。
まとめ
想像以上に楽しめました!信仰心があればギネスに載っちゃう高さの仏像も造れちゃう。また、私の気付かないところで大仏様に見護られていたと考えますと感謝の念でいっぱいです。ありがとうございます。
アクセス
JR常磐線「牛久駅」からバス
牛久駅東口2番乗り場から「牛久大仏・牛久浄苑」行、または「あみプレミアムアウトレット」行に乗車して「牛久大仏」停留所で下車(約25分)
片道 現金:700円 IC乗車券:692円
関東鉄道バスの一日乗車券がたいへんお得です!!
大人710円 小児360円 Suica・Pasmoのみ利用可 土日祝、8/13~16、12/29~1/3
詳しくは関東鉄道のホームページをご覧ください。
当日バスの運転手さんに一日乗車券をおススメしていただきました。ご親切な対応ありがとうございました。
営業時間 9:00~17:30(季節・曜日により変動します) 年中無休
拝観料 大人800円 子ども400円
(※訪問時期は2020年2月です。最新の情報をご確認ください。)