今回は山岳リゾートの代表格「上高地」で「五千尺ホテル上高地」に宿泊してきました!ホテルは河童橋のたもとにあり、絶好のロケーション。大自然を体感しつつ、フレンチのディナーなど上高地ステイを満喫です◎
- 歴史と伝統の「五千尺ホテル上高地」
- 今回予約したプラン
- チェックインと館内の様子
- それではお待たせしました お部屋をご案内!
- お部屋のお風呂が小さい…そんな方は大浴場へ!
- 絶品フレンチのディナーと朝食
- 詳しい予約内容といつ予約を入れたのか
- 上高地おすすめのホテル!!貴重な思い出になること間違いなし
- 五千尺ホテルのディナーと朝食はこちらから!
- ホテル内のカフェでケーキセットをいただきました!
- 大正池方面のランチなら上高地帝国ホテルがおすすめ!
歴史と伝統の「五千尺ホテル上高地」
(株)五千尺が運営する五千尺ホテル上高地の歴史は、大正7年(1918年)「旅舎五千尺」からスタートします。当時から登山客の疲れを癒す宿として機能していました。
令和元年(2019年)に創業100周年記念事業の一環として、施設や店舗名称の変更を行い、リブランドされました。
上高地内では、もうひとつのホテル「THE PARKLODGE(ザ・パークロッジ)上高地」や、
レストラン、お土産屋さんなどを展開しており長年、上高地で愛されている存在です。
また、松本市内でまお土産屋さんやレストラン・カフェなどを展開しており、信州・松本で観光客が出向くところであれば一度は目にするブランドかと思います!
ホテルへアクセス
上高地の玄関口である「上高地バスターミナル」から河童橋方面に徒歩約5分です。
バスターミナルから河童橋へは2通りの道があります。
道幅が広い箇所があるので、スーツケースなどを持ってホテルに向かう場合におすすめです!
道幅が狭いので、リュックサックの方や荷物が少ない方におすすめです!
どちらのルートもバスターミナルから河童橋まで約300mです。しばらく歩くと画像のように河童橋と穂高連峰が見えてきますよ!画像ではホテルがフレームアウトしていますが、画像だとすぐ右側にあります。
今回予約したプラン
【五千尺ホテル上高地スタンダードプラン】五千尺キュイジーヌプラン 夕食・朝食付き
キュイジーヌとは仏語で「新しい料理」という意味だそうで、おそらく夕食がフレンチということに由来するものと考えられます。
(画像:公式サイトより)
今回予約した時は、残念ながら上の階のお部屋は全て埋まっており、お部屋は「1階洋室スタンダードツイン」を選択しました!
ちなみに、こちらのホテルはどの宿泊プランを予約しても基本的にフレンチの夕食と朝食が付いてきます。(おそらく場所柄もあるかと思います。)
公式サイトで空室がない場合でも一休.comに空室が掲載されている場合もありますので要チェックです!
チェックインと館内の様子
チェックインしていきます
正面玄関を入るとすぐにフロントになります。
チェックインの際に簡単に館内の案内や夕食、朝食の時間など説明がありました。記載内容についてはこの後、記事の中で触れていきますよ!
館内の様子
こちらのホテルは実際に行ってみるとコンパクトな大きさです。
1階の正面玄関を入ってすぐのところに、「五千尺ホテル上高地 スイーツカフェ&バー「LOUNGE」」があります。お茶の時間にぴったりです!
今回はテラス席でケーキセットをいただきました。その様子はこちら↓の記事でご紹介しています。
同じく1階には大浴場もあります。お部屋タイプにもよりますが、特にユニットバスタイプのお部屋の方は利用をおすすめします!
2階には夕食・朝食会場となるメインダイニング「GRAND」があります。
五千尺こだわりのフレンチのディナーと朝食の様子はこちら↓の記事で詳しくご紹介しています。
また、2階にはライブラリーラウンジや喫煙室が設けられています。
このホテルのある意味難所
このホテルは4階建てなので、もちろんエレベーターがあるのですが、エレベーターの手前に数段の階段が存在します!
要するにこの階段を登らないとエレベーターに辿り着けません。
もし、段差を登るのが難しい方が宿泊する際はご注意ください!
それではお待たせしました お部屋をご案内!
今回は1階の「洋室 スタンダードツイン」でした。
お部屋に入るとメインルームの手前に広めの空間がありました。38㎡のお部屋なので全体的にスペースに余裕がありますね。
少し進むとこんな感じ!アクセントカラーがレッドのお部屋でベッドや調度品など、ゆとりある配置となっています。清潔感のある外からの光が心地よい印象でした。
ツインということで、シングルベッドが2台。
窓側に視線を移すと、チェアとテーブルが置かれています。こちらは自由に動かすことができますので、チェアを向かい合わせにしたり、外の景色を見れる向きに変えたりできました。
お部屋からの景色
ここではお部屋からの景色と、1階のお部屋ということで外の賑わいや視線がどのように感じられるのか触れたいと思います。
お部屋の位置としては、河童橋から清水橋や上高地ビジターセンター方面にほんの少し進んだところです。
梓川の爽やかな川音や木々が近く、屋外で見える景色をお部屋の中から楽しめる感覚です。上高地の自然を近くに感じられる体験ができる!
外からお部屋の中は見えるの?
1階のお部屋ということで、外から見えるのかということですが、人が通る道からは一段高く、低めの垣根があるので、一見見えないのかと思いますが、
(画像:Googleストリートビュー)
外からみると角度や位置にもよりますが、ばっちり見えたりもするので、レースのカーテンは引いた方が良さそう。
ただ、どうしても外の視線や喧騒が気になる方は1階を避けた方が良いかもしれません。
ただ、喧騒(というほど騒がしくはありませんが(笑))といっても人の往来が多い日中が中心かと思います。
例えば熊避けの鈴が聞こえたりしますが、基本的には梓川の川音が心地よいBGMといった感じで、個人的にはそこまで気になりませんでした。
お部屋に戻ってベッドサイドを詳しく
ベッドのサイドテーブルは2台のベッドの中央にありました。
読書灯のスイッチと、コンセントの差し込み口が各2つずつ。
真ん中には空調を操作するツマミがありますよ!調節は三段階です。おそらく上高地の気候を考えると基本暖房なんだと思います。
テレビ周りなど
ベッドの正面にはテレビやデスクがあり、メイクや軽作業が可能なスペースがあります。
テレビのリモコンは新型コロナ対策のため透明なビニール袋で覆われていました。ビニールの上から使用します。
画像左側にはモザイクをかけていますが、Wi-FiのSSIDとPWのカードがありました。
山の中のホテルですが、モバイルデータ通信(KDDI)は普通に使えました。圏外にはならなかったですよ。
目覚まし時計と電話。
卓上ミラーがあるのでメイクする際には重宝するかもしれません。また、新型コロナ対策のためアルコール消毒液の設置もありました。
引き出しには、ホテルのご案内や宿泊約款が記載されたファイルなどが入っています。
館内案内図を見てもコンパクトな施設だなという印象を改めて感じました。
雨の日でも安心!
レインコートを貸していただけるということで、雨の日でも散策に行くことができます!
もちろん晴れてる方が散策にはもってこいですが、雨の日ならではの散策もあると思いますので、ありがたい心遣いです。
そういえばスマホを充電するケーブルなどはお部屋になかったので、お忘れなく!最悪忘れてしまったらフロントに聞いてみましょう。
ミニバーなど
冷蔵庫の中の飲食物はすべて無料です!
アルコールがあったりするのはうれしいですね。
冷蔵庫上段のスイーツですが、りんごのスティックケーキになります。
こちらはホテル併設のお土産屋さんやオンラインストアでも購入可能です。
しっとりとした舌触りとバターの香りをほんのり纏い、りんごの程よい酸味が全体のバランスを取り、果肉の食感が楽しいケーキでした!もちろんお土産にもおすすめです。
簡単なお茶のセットもあります。画像右側には常温のお水も用意されています。
ちょっと分かりにくくてすみません。ひとつ上の画像で電気ケトルの右横にポットがあるかと思います。
その中に上高地のおいしい冷水が入っていますので、ぜひお試しください!
棚下には金庫などがありますので、貴重品はこちらに収めましょう。
クローゼットなど
お部屋に入ってすぐ左手にクローゼットがあります。ちなみに冷蔵庫はこの空間の1番右下です。
こちらはノースリーブのダウンですね。上高地らしい室内の防寒アイテムといったところでしょうか。
基本的に館内用スリッパで館内であればどこでも行ける感じでした。
夕食・朝食会場も館内用スリッパがOKです。
室内で使える殺虫剤や、散策の時に使える熊避けの鈴がありました。
熊避けの鈴はフロントでも貸し出しがあるので、身につけて行くと安心感が増しますよ。
このお部屋で不思議だったのが、ちゃんと窓を閉めているのですが、どこからか室内の灯りに誘われて小さい羽虫が入ってきたので、殺虫剤や虫取り器は重宝しました(笑)
今振り返っても不思議ですね…うーん。窓際の照明を消すと寄ってこないかもしれません。
こちらはパジャマです。サイズが複数用意されています。手前の黒いものは手提げ袋になるので、大浴場に行かれる際に使えると良いかも。
バスタオルとフェイスタオル。大浴場に行く際は必ずお部屋のタオルを持っていきましょう!
バスルームなど
こちらのお部屋はバス・トイレが一緒のユニットタイプでした。お部屋によって別々のセパレートタイプもあるようです。
バスアメニティは「La CASTA」(ラ カスタ)さんのブランドを使用しています。
その他、歯ブラシやカミソリ、コームなど必要なものは揃っている印象でした。
お部屋のお風呂が小さい…そんな方は大浴場へ!
先ほども少しお伝えしましたが、こちらのホテルは1階に大浴場がありますので、お部屋のお風呂が狭い、特にユニットバスタイプのお部屋の方は大浴場の利用をおすすめします!
タオル類はお部屋から持参です。
絶品フレンチのディナーと朝食
フレンチのディナー
夕食は、信州の食材などを中心に使用したフレンチのコースとなります!これはどのプランで宿泊しても基本的には夕食はフレンチのコースが付いてきます。
会場は2階メインダイニング「GRAND」です。
五千尺ならではの様々な逸品がありましたが、どれも季節を感じさせ、目にも美しく、もちろん味も良し!の楽しい時間でした◎
朝食も五千尺らしさ満載!
朝食は松本会田養鶏さんの鶏卵を使用した選べる卵料理を中心に、丁寧で落ち着いた朝ごはんをいただけます!
セルフメニューの中には五千尺ホテル伝統の豚汁があり、こちらは宿泊者限定になりますので要チェックです!
詳しくはディナーと合わせてこちら↓の記事でお伝えしてます!
詳しい予約内容といつ予約を入れたのか
宿泊料金など
今回予約したプランは前述の通りで、料金が1名33,550円(税込)でした。
こちらのホテルでは料金は上の階ほど高く、下の階ほど比較的安くなる傾向にあります。また、土日より平日がリーズナブルです。
1番リーズナブルなお部屋は梓川側ではなく、六百山側(河童橋などは見えない)のお部屋です。
いつ予約を入れたのか
(画像:公式サイト予約画面より)
こちらの画像はあくまで一例ですが、やはりGWや夏休み期間の7・8月、紅葉シーズンなどはすぐに埋まってしまいます。
今回、9月下旬の宿泊ということで、予約を6月下旬に入れています。
この時点で上層階は埋まっていて、1階のお部屋がかろうじて空室があるという状態でした。
実の所を言うと、8月に行きたかったのですがスケジュールの都合で泣く泣くキャンセルしました。その際は1月に予約をして、2階のお部屋を押さえていました。
こんな感じで直前だと考えている日付やお部屋を取れない可能性が高いので、予約される際はお早めにといったところですが、なかなか難しいですよね(笑)
個人的におすすめのお部屋
(画像:公式サイトより)
個人的におすすめのお部屋は、「バルコニー付き」のお部屋です!
3階のお部屋なので、上から河童橋や梓川、穂高連峰が望めるようになっています。
上からの景色は五千尺ホテルに宿泊しないと見れない景色なので貴重です!
また、2019年の創業100周年記念で2階は全室リニューアルということで、新しいお部屋を体験できるのも良いかと思います!
やはり人気のお部屋はすぐに埋まってしまう傾向にありますので、特定の泊まりたいお部屋がある方はお早めの予約をおすすめします。
上高地おすすめのホテル!!貴重な思い出になること間違いなし
上高地の中には様々なホテルがありますが、河童橋という上高地の一大スポットが目の前にあるホテルということで、場所もおすすめです!
もちろんお部屋、夕食・朝食など全てが、上高地という非日常体験をより盛り上げてくれて、貴重な思い出になること間違いなしです。
五千尺ホテルで上高地のステキな思い出をつくってみてはいかがでしょうか!?
公式サイトで空室がない場合でも一休.comに空室が掲載されている場合もありますので要チェックです!
(訪問時期は2021年9月です。最新の情報をご確認ください。)
五千尺ホテルのディナーと朝食はこちらから!
↓こちらの記事では五千尺ホテルの夕食と朝食について、詳しくまとめています。現在お読みいただいたお部屋の記事と併せてぜひ、ご覧いただけるとうれしいです!
ホテル内のカフェでケーキセットをいただきました!
ホテル内1階の「五千尺ホテル上高地 スイーツカフェ&バー「LOUNGE」」でケーキセットをいただきました!今回は2021年7月オープンのテラス席でいただきました。河童橋や穂高連峰、梓川など上高地のスポットを一望できる開放的な空間でした!!
詳しい様子は↓こちらから
大正池方面のランチなら上高地帝国ホテルがおすすめ!
こちらも上高地を代表するホテルのひとつ、上高地帝国ホテルでランチをいただきました!帝国ホテルということで、カレーを注文されている方が多かったですが、kimama日誌ではカレーではない上高地ならではのメニューをいただきました!
気になる方はぜひアクセスしていただけるとうれしいです◎
いつもkimama日誌をご覧いただきありがとうございます!