今回は東京ドームのお隣「小石川後楽園」に行ってきました。見どころや気になる紅葉の様子、アクセス、混雑状況など、これから向かわれる方に役立つ情報をお伝えします!
- 「小石川後楽園」〜中国大陸の景勝地を堪能できる庭園〜
- アクセス方法
- 東門から入園がおすすめ!混雑状況(紅葉見頃の時期)
- 少しでもお得に!入園料について
- ここからは園内の見どころを紅葉と共にご紹介!
- 歴史を直接感じられる貴重な場所
- 小石川後楽園散策前のランチにおすすめ!
- kimama日誌おすすめの都立庭園!
「小石川後楽園」〜中国大陸の景勝地を堪能できる庭園〜
「小石川後楽園」は、水戸徳川家の祖である頼房公が、江戸中屋敷として整備した庭園で、2代藩主光圀公の時代に完成したとされています。
後楽園の名称は、作庭に際し明の儒学者「朱舜水」の意見を参考に、「天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみは後れて楽しむ」という中国の教えから来ているそうです。
こうした背景から園内には中国の景勝地を模したスポットが点在する庭園となっています。
ひょっとすると東京で、中国の名所をお気軽に堪能できてしまう場所かもしれません(笑)
アクセス方法
こちらの庭園は、「東門」と「西門」のふたつの門から入退園が可能です。
(画像:東門)
JR総武線「飯田橋」駅東口から徒歩約5分、同じく「水道橋」駅西口から徒歩約8分です。
また、東京メトロ「後楽園」駅2番出口から徒歩約6分、都営三田線「水道橋」駅A2出口から徒歩約8分です。
(画像:西門)
JR総武線「飯田橋」駅東口から徒歩約8分、同じく「水道橋」駅西口から徒歩約8分です。
また、都営大江戸線「飯田橋」駅C3出口から徒歩約3分、東京メトロ「飯田橋」駅A1・A3出口から徒歩約8分、同じく「後楽園」駅1番・2番出口から徒歩約8分です。
園内に駐車場はありませんのでご注意ください!
東門から入園がおすすめ!混雑状況(紅葉見頃の時期)
(画像:東門)
2021年6月から東門が常時開門となりました!これまで西門からの入園がスタンダードだったので、まだ気づいていない方が多いような…
実際、東門から13時頃に入園しましたが非常にスムーズでした!
(画像:西門)
退園時(14時半頃)は西門を利用しましたが、(画像奥)行列ができていたので、少し歩きますが東門へ回るのもありかと思います。
また、紅葉の時期に限らず入園には、整理券予約が必要な場合があります。
サイトをチェックしつつ、必ず入園されたい方は予約することをおすすめします。
(ちなみに、入園当時は予約不要となっていました。)
少しでもお得に!入園料について
入園料は一般300円、65歳以上150円、小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料です。
東京メトロ24時間券でお得に!!
(画像:東京メトロ公式サイトより)
東京メトロ24時間券(乗車券)を購入し、園内チケット売り場で提示すると一般300円が60円引きの240円になります。
東京メトロを利用して都内巡りをされる方は必見です!
必ず切符タイプの東京メトロ24時間券を購入してください!(ICカードに書き込むタイプは無効です。)
ここからは園内の見どころを紅葉と共にご紹介!
見どころ①内庭と唐門
東門を入ってすぐの場所に位置する「内庭」と「唐門」です。内庭は、水戸藩の書院の庭で、奥に見える復元された唐門を隔てて、庭を分けていたようです。
唐門は1945年の空襲で焼失しましたが、復元工事が完了し、2020年12月から一般公開されました。
こちらは、唐門を背に内庭を撮影した画像です。内庭は昔の姿をそのままとどめているとされるロマンを感じる空間です!
見どころ②大泉水と紅葉林
庭園の中心に位置する「大泉水」です。中央には蓬莱島と徳大寺石を配し、琵琶湖を表現したと言われています。
紅葉林ではもみじの紅葉が楽しめます!訪問時期は、2021年11月下旬です。もう少し色づきが進むと紅葉らしい景観が楽しめるかもしれませんね。
見どころ③小廬山と西湖の堤
「小廬山」は、画像奥のせりだした丘の部分を指します。中国の景勝地「廬山」ちなみ、京都東山「清水寺」一帯を小廬山というそうで、その景色を表現しているとのことです。
こちらは「西湖の堤」と呼ばれるスポットです。中国の名勝で、杭州「西湖」にかかる堤を模した場所です。
一直線の堤はなかなか、興味深い景色だなと思いました!
見どころ④映える!大堰川とドキッとする屏風岩
この場所は、京都を流れる大堰川(場所によっては桂川、保津川に当たります。)を想起して名付けられました。
徳川3代将軍家光公の好みで造営されたとも言われています。
こちらは水辺と紅葉のコントラストがとても綺麗なので、映えちゃうスポットかと思います!
画像左にあるのが「屏風岩」です。家光公は、この場所を訪れた際に、近くの松に手拭いをかけ、河原の石に腰をかけていたと伝えられています。
ついつい腰掛けた石を探してしまいました。今でもとても美しい場所で、畏れ多くも将軍さまと気持ちが通じ合ってしまうドキッとする場所です(笑)
見どころ⑤白糸の滝とその周辺
こちらの滝は水戸徳川家6代目の治保公が、その滝の様子から「白糸の滝」と名付けたそうです。
滝を横目に、池と紅葉が楽しめたりもするスポットです!
園内散策の所要時間は1時間〜1時間半くらいかと思います。
歴史を直接感じられる貴重な場所
このような歴史を肌で感じられる場所に来ると、もしかしたら、江戸時代と同じ景色を観ているかもしれないと思うとドキドキする自分がいます!
江戸時代から今日まで、様々な出来事に直面しつつも、小石川後楽園に関わったすべての人の想いが今日まで繋がっています。感謝と敬意の気持ちでいっぱいです。
紅葉の時期もおすすめですが、季節ごとの景色が間違いなく楽しめる場所だと思いますので、機会がありましたらぜひ一度訪ねてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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(訪問時期は2021年11月です。最新の情報をご確認ください。)
小石川後楽園散策前のランチにおすすめ!
小石川後楽園を散策する前に、JR「飯田橋」駅から程近くの「魚卵ハウス eni」さんでパスタのランチをいただきました!魚卵・魚介を使用したパスタをリーズナブルにいただけました。
kimama日誌おすすめの都立庭園!
今回ご紹介した以外にも、kimama日誌おすすめの都立庭園があります。「六義園」です!東京メトロ南北線「駒込」駅から徒歩なので、小石川後楽園の最寄り駅である東京メトロ南北線「飯田橋」駅、「後楽園」駅を1本で結びます。ぜひ、はしごしてみてください。
いつもkimama日誌をご覧いただき、ありがとうございます!