2020年のクリスマスはホテルメトロポリタンのダイニング&バー「オーヴェスト」でクリスマスディナーを体験してきましたので、その様子をお伝えします!
ダイニング&バー「オーヴェスト」のクリスマス限定のディナーコース
ダイニング&バー「オーヴェスト」は池袋のホテルメトロポリタンの25階にあります。
今回は「Noel ーノエルー」(グラスシャンパン付き10,500円)の12/23〜25限定のコースを予約しました。
年に一度とは言え、私にとって1万超えのコース料理はうーーん、かなり頑張った方です…(笑)
実際に行ってみた!
お店が25階にあるので、 夜景はなかなか綺麗です!幸いにも窓側の席を案内していただけたので、夜景も楽しむことができました。
コースの内容はこんな感じ…
シャンパン付きなので、無料のグラスシャンパンが付いてきました。あとでドリンクメニューを見たら2,600円(グラス)でした。割高なのか、相応の価格なのか、ホテルの金額設定はいろいろ思考を巡らせてしまいます。
「フォアグラとポワローネギのプレッセ インサラータビネグルドゥトリュフ」
ひらがなが「と」と「の」しかない呪文料理です(笑)見た目が鮮やかで、ポワローネギの緑とフォアグラの赤でクリスマスカラーにも見えます。プレッセは押し固めるテリーヌの製法、インサラータは伊語でサラダ、ビネグルは仏語で、ビネガーの語源とも言われ、味からすると白ワインビネガーのような酸味です。
トリュフの香りを纏いさっぱりとした酸味のソースに濃厚なフォアグラと少し甘めのポワローネギが一緒になって、軽い口当たりに仕上がっていました。
「フジッリ 松坂ポークのカサレーゼ風 モスタルダのアクセント」
フジッリはショートパスタのひとつですね。モスタルダは北イタリアの保存食で、フルーツをシロップに漬けてマスタードを加えたものだそうで、確かに甘みがあって、ほのかに辛味を感じるくらいです。見た目はジャムです。パスタソースを引き立てます。また、松坂ポークやじゃがいもとの相性も抜群でした。現地ではお肉や野菜にかけて食べたりしてそうですね。
「オニカサゴのサルタート 蝦夷鮑と天使海老のカルタファタ包み」
正直、これも何を言ってるのかよく分からないのですが(笑)調べてみるとサルタートはソテーの意味で、カルタファタ包みはこのような感じで、水分や食材の旨みを逃さないように包み込む調理法とのこと。
結び目を解くと、ビスクのようなえび?なのか魚介の香りに包まれます。香りだけでもうまい!とんだクリスマスプレゼントです。オニカサゴ、蝦夷鮑、天使海老と包みの中でちょっとした海ができちゃってます。こちらもエビの赤とブロッコリーの緑でクリスマスカラーですね。
「牛フィレ肉のグリル炭火のアロマ 北イタリア伝統の味『ポレンタ』とトリンチャット 軽いジュをソースで」
炭火というだけあって、かなり炭の香りが口の中から鼻へ抜けます!ポレンタはとうもろこしの粉を粥状に煮たのものです。
「ピスタチオの『アルベロ ディ ナターレ』」
見た目がかわいいデザートです!アルベロ ディ ナターレは伊語でクリスマスツリーのことだそう。見たまんまですね。
まとめ クリスマスらしさ満載の美味しい体験!
味はもちろん見た目も美しいメニューの数々をいただけたことに感謝しております。おうちでクリスマスも楽しいですが、たまには家庭で再現が難しいお料理を外で試してみるというのもまた楽しさがあります!
さらにオーヴェストでは、ジャズの生演奏を聴きながらお食事を楽しむこともできちゃいます!実際、当日はピアノとクラリネットで演奏されていました。
夜景や音楽が楽しめる空間とサービスを含めて冒頭のお値段ということで、もしかしたらお得?!かもしれませんね。良い体験をありがとうございました!
(訪問時期は2020年12月です。最新の情報をご確認ください。)