今回は長野県「上高地」を散策です!一大スポット「河童橋」から「大正池」まで、実際に歩いたルートをご案内します。絶景スポットや散策路の様子まで、この記事をご覧いただければ、どのような場所か少し想像がつきやすいかな思います!
- 河童橋から大正池までのルート
- 河童橋を出発し、梓川右岸コースへ
- 梓川右岸コースを歩く
- ウエストン碑にご挨拶〜
- 梓川左岸を望む絶景ビュースポット!①
- 梓川右岸コースは終点 田代橋を渡り梓川左岸へ
- 田代橋から穂高連峰を望むビュースポット②
- 田代橋から程近い「上高地帝国ホテル」でホテルランチ!
- 大正池・田代池方面へ 林間コースを進む
- 大正池方面へ 林間コースを進む
- 穂高連峰を望む開けたビュースポット③
- 大正池への中継地 田代池
- 焼岳が目の前に!ビュースポット④
- ゴールの大正池へ進む!
- 湖面に映る山々が絶景!?大正池
- 復路は梓川左岸コースを経由し河童橋へ
- 河童橋付近のカフェは「五千尺ホテル上高地」へ
- 宿泊も「五千尺ホテル上高地」にしてみました!
- 「上高地」には、ここでしかできない体験がたくさん!
河童橋から大正池までのルート
往路は、河童橋をスタートして、大正池へ向かいます!復路は、大正池から河童橋に戻ります。
河童橋→(梓川右岸コース)→ウエストン碑→田代橋→(林間コース)→田代池→大正池
大正池→(林間コース)→田代橋→(梓川左岸コース)→河童橋
河童橋を出発し、梓川右岸コースへ
スタート地点は上高地の一大スポット「河童橋」です。こちらの画像向かって左手が右岸となります。少々ややこしいですね(笑)
川を上流から下流へ眺めたときに右側を右岸、左側を左岸と呼称するようです。
こちら↑の画像は河童橋の右岸側のたもとになります。
周辺には、「上高地ホテル白樺荘」や五千尺グループの「THE PARKLODGE 上高地」といった宿泊施設が並びます。お土産屋さんも豊富です。
まずは、ここから梓川右岸コースを歩きつつ、「ウエストン碑」を目指します!
梓川右岸コースを歩く
画像のように、1.5人幅くらいの道がしばらく続きます。梓川のせせらぎが心地よいです!
9月下旬ということで、初秋らしい草花が目立ちました。
同じルートで、梓川から一本入った道もあります。こちらは樹々に囲まれ、鳥のさえずりを楽しめる道ですね。
ウエストン碑にご挨拶〜
河童橋から徒歩約20分(約1.1km)で、「ウエストン碑」に到着です!
英国人牧師ウォルター・ウエストンは、1888年〜95年の日本滞在中に、上高地を囲む山々などを歩き、日本に登山意識をもたらしたすごい人です!登山ブームの先駆けの先駆けみたいな方ですね。
画像右奥のレリーフは、ウエストン77歳を記念して設置されました。
ウエストンさんの目線の先には、梓川左岸の山々を写します。めちゃくちゃ間近で、雄大な景色です!
再び、大正池方面へ向かいます。
梓川左岸を望む絶景ビュースポット!①
少し進むと、画像の通り少し開けた場所が出てきます。
こちらは梓川左岸の山々を望むビュースポットです!六百山と霞沢岳の全景を間近に捉えられるのはここだけとか!?
河童橋からの見える穂高の景色も美しいですが、こちらも絶景です!手前のススキが季節感を演出します。
梓川右岸コースは終点 田代橋を渡り梓川左岸へ
ウエストン碑から徒歩約10分(約0.5km)進むと、「田代橋」に差し掛かります。ここで梓川右岸コースは終点です。田代橋を渡り梓川左岸へ移ります。
田代橋から穂高連峰を望むビュースポット②
田代橋の上から河童橋方面を見るとこんな感じです!当日は穂高連峰尾根付近に雲がかかっていました。梓川の上流らしい川音が、より自然の雄大さを醸し出していました。
田代橋から程近い「上高地帝国ホテル」でホテルランチ!
田代橋から徒歩約5分のところに上高地を代表するホテルのひとつ「上高地帝国ホテル」があります。散策途中のランチやティータイムに利用してみてはいかがでしょうか!
実際にランチで利用してみました。その際の様子を記事にしてみましたので、ぜひご覧ください!
大正池・田代池方面へ 林間コースを進む
田代橋から大正池方面へはふたつのコースから向かうことができます。
梓川に沿って進む「梓川コース」、樹々の中を進む「林間コース」です。
往路と復路で別々のコースを進むと良いかと思います
当日は前日の雨の影響で、梓川コースが閉鎖されていましたので、林間コースを進みました。
大正池方面へ 林間コースを進む
林間コースはある程度、整備されている道が続きます。スニーカーなどでも散策可能かと思います。
一部起伏のある場所もありますが、ほとんどフラットな散策道が続きます。
穂高連峰を望む開けたビュースポット③
林間コースということで、樹々の中を進みますが、湿原地でもあるということで、開けた場所もあります。
晴れていると奥穂高岳、西穂高岳、前穂高岳、明神岳などがくっきり見えるようです!
ここから大正池方面への中継地「田代池」へ進みます。
大正池への中継地 田代池
田代橋から徒歩約20分(約1.0km)、「田代池」に到着です。
六百山や霞沢岳の山々に降った雨が、田代池に湧き出しています。
徐々に枯草や水草、大雨による土砂が積もり大正4年には水深5mあった田代池ですが、現在では大部分が湿原化しているようです。
もしかすると近い将来、すっかり土砂で埋まってしまうのでしょうかね…
田代池を後にし、ゴールの「大正池」へ進みます。
焼岳が目の前に!ビュースポット④
大正池方面へ進んでいると、「中千状沢の押し出し」というスポットに到着します。
大雨によって、山から流れてくる砂礫が堆積してできた扇状地です。周囲は荒涼とした景色が広がります。
押し出された土砂は大正池に流れ着き、堆積していくことで、大正池も徐々に埋まっていくということですね。
ここから望む「焼岳」はかなり迫力があり、圧巻ですよ!
焼岳は現在も活動を続ける活火山で、近年は1962年6月に水蒸気爆発があり、泥流が大正池まで押し寄せました。
ゴールの大正池へ進む!
大正池への道のりも後半です!後半は画像のようなしっかりと整備された自然研究路を進みます。
湖面に映る山々が絶景!?大正池
田代池から徒歩約25分(約1.2km)で、「大正池」に到着です!
大正池は1915年の焼岳の大噴火で生じた火山泥流が梓川を堰き止めることで誕生しました。
昭和初期から発電用の貯水池として使用されていますが、徐々に土砂が堆積し、池がだいぶ小さくなっているとのことです。
現在の景観はかろうじて人間の手で保っているといったところですね。
雲がかかっていますが、穂高連峰方面。
こちらは焼岳です。確かに噴火すると押し寄せてくるであろう距離感を体感できます。
風が静かな時には湖面に山々が映り、素晴らしい景色となるようです!この時はやや風がありましたので、上手くいかなかったですね(笑)
河童橋から大正池までの所要時間は約1時間、ゆっくり散策や写真を撮りながらであれば約1時間半くらいです。
復路は梓川左岸コースを経由し河童橋へ
大正池への往路は林間コースを進みましたので、復路は梓川コース(当日は前日の雨のため閉鎖)を進むのも良いかと思います。
そして、田代橋からは「梓川左岸コース」を通りつつ、上高地バスターミナルを横目に河童橋へ戻りたいと思います。
梓川左岸コースでは、河童橋に向かって左手に梓川が流れています。
途中、若干道を外れますが上高地バスターミナルに立ち寄ることも可能です。
田代橋から徒歩約30分(約1.5km)で河童橋に戻ってきました!
夕陽に照らされる河童橋・穂高連峰が美しく映ります。おつかれさまでした〜。
河童橋から大正池の往復は約2時間で、ゆっくり散策しながらであれば、2時間半くらいかと思います。
河童橋付近のカフェは「五千尺ホテル上高地」へ
散策でつかれた時には、すこし甘い物で休憩です!今回は「五千尺ホテル上高地」のカフェに行ってみました!穂高連峰と河童橋を望むテラス席は開放感と非日常の景色で、かなりおすすめ!
詳しくはぜひ↓記事をご覧ください!
宿泊も「五千尺ホテル上高地」にしてみました!
河童橋の目の前という絶好のロケーションに位置する「五千尺ホテル上高地」で、極上ホテルステイを体験してきました!
絶景はもちろん、絶品グルメの数々など記事にまとめてみましたので、ご覧いただけるとうれしいです。
「上高地」には、ここでしかできない体験がたくさん!
美しく雄大な自然に囲まれた上高地。ここでしかできない体験やここでしか観ることのできない景色など、非日常が満載です!
ただし、特別天然記念物・特別名勝である上高地をこれからも美しい姿で後世に残すため、節度を持って楽しむことも大切かと思います。
kimama日誌的には国内の超おすすめスポットです!ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
今回も貴重な体験をありがとうございました!
(訪問時期は2021年9月です。最新の情報をご確認ください。)