今回は香川県の豊島にあります「島キッチン」でランチです!空き家を再生した食とアートを体験できる場所でした。豊島野菜を中心に島キッチンならではのメニューを堪能しました!
「島キッチン」とは
豊島の唐櫃地区にある「島キッチン」は瀬戸内国際芸術祭2010で誕生した建築家安部良氏によるアート作品です。
「食とアート」で人々をつなぐ出会いの場
築100年の空き家を改装した母家の内部は厨房を囲むようにカウンター席、庭に面した座敷席が設けられています。
注目は特徴的な外観です。母家を囲むようにテラス席を覆う瓦葺きの日差しが設置されています。このテラス席では、島の人々が集うお誕生日会が毎月催されているようです。みんなで会話や食事を楽しめるまさにコンセプト通りのアート作品となっています。
島キッチンの主なメニュー
島キッチンでは東京駅前にあります丸ノ内ホテルのシェフのアドバイスを参考にした豊島食材を活かしたメニューを楽しめます!
主なメニューは“島キッチンセット”と“キーマカレーセット”です。どちらもサラダ・前菜・スープ・漬物が付いてきます。
アルコールを含む季節のドリンクやデザートが併せて注文可能です。
おでかけの際は予約必須!!
店内飲食や島キッチンセット、キーマカレーセットを希望される方は事前予約を強くおすすめします!
もちろん時期にもよるとは思いますが、店内飲食は基本的に予約席で埋まっているので、当日席の確保はなかなか難しいかなと感じました。
なお、テラスにおいては“キーマカレー(単品)”とドリンク・デザートを予約・整理券不要で注文することが可能です。
島キッチンセットをご紹介!
こちらが↑島キッチンセットになります。中央に魚料理を据えた定食スタイルでの提供となります。
にんじんやサニーレタスなど豊島野菜をふんだんに使用したサラダは「自家製 豊島の新たまねぎドレッシング」(購入可)でいただきます!
甘く柔らかいいちじくは島キッチンの庭で採れたものを使用しています。ドレッシングに使われている島で採れたたまねぎは、皮付きのままオーブンで蒸し焼きにし、甘いや食感を程よく感じられるテイストです。
ご飯は「藤咲さん家の〜ひのひかり〜」だそうで、島で収穫されたものでしょうかね。
スープはにんじんの冷製スープです。さっぱりとした甘さのスープで夏の暑さで堪えた身体にピッタリの風味でした。
小鉢は冬瓜の炊きものでした。出汁の染み込んだ冬瓜はちょうど良い塩梅です。漬物は、きゅうりのビール漬け・にんじんのピクルス・ハリハリ漬けでした。どれも落ち着いた素朴な味わいでした。
当日のメインは「鯛のフリット」
メインの魚料理は内容が日によって替わるようです。当日は「鯛のフリット〜トマトとしそのバルサミコソース〜」でした。
バルサミコソースの香りが食欲をそそり、酸味が塩加減を補強しています。カラッと揚がった鯛の身は柔らかく、ソースとよく馴染みご飯が進む逸品でした!
併せて季節のドリンクも注文
島キッチン夏の風物詩「100%スイカジュース」(画像右)と瓶ビールを注文しました!スイカジュースは100%スイカということで、スイカそのまんまでした(笑)スイカを飲んでいるイメージで、自然な甘味を楽しめるドリンクでした。
豊島の素材を活かした“食とアート”を体験できる空間
“食とアート”という数々の芸術作品が展示される瀬戸内海の島々にぴったりのテーマで、豊島の素材を活かしたメニューをいただける貴重な空間でした!料理は手作りの温かみを感じる優しいテイストです。おでかけの際は予約をお忘れなく。豊島おすすめのレストランです!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
詳しい営業時間や予約・アクセス方法は↓公式ホームページをご覧ください。
(訪問時期は2022年8月です。最新の情報をご確認ください。)