今回は京都観光では嵯峨野・嵐山エリアでおなじみの「大覚寺」へ行ってきました!観光客の比較的多い嵐山に比べて落ち着いていてゆったり見物できました。アクセスや見どころ、紅葉の様子をご紹介します!
この記事はこんなひとに合うかも
・どんな境内か興味がある
・紅葉の様子が気になる
アクセス方法はいろいろ、、、バスがおすすめ!
とりあえず、私のアクセス方法
まず、京都市営地下鉄・バス一日(二日)券を購入しました。これで観光客が行きたい場所はほぼ行けるようになります。
できるだけ元を取りたいので、京都市中心部から地下鉄とバスを使って大覚寺へ向かいました!
ちなみ 市バス91は四条烏丸(地下鉄烏丸線「四条駅」)が始発なります。始発から大覚寺までは約1時間です。バスで1時間はちょっと辛いかな、、、
土曜日でしたが、西大路御池からバスは着席できました~
市バス91は、嵯峨嵐山駅前のバス停にも止まるので、JRを使いたい方は嵯峨嵐山駅前からバスで約6分です。バス酔いが心配な方はこちらが良いのかも。
嵐山からバスでのアクセス方法
タクシーだと
嵐電嵐山駅から検索すると約860円となっていました。ワンメーターと少しといった感じでしょうか。
徒歩だと
境内の様子はこんな感じ
お寺の中は、お堂エリア(拝観料:大人500円)と大沢池エリア(拝観料:大人300円)に分かれています。どちらもおすすめなので、両エリア拝観するのがベストかなと思います!
お堂エリア
大覚寺は平安時代のはじめに嵯峨天皇の離宮として造営されたのが始まりでした。なので、最初からお寺ではありません。
大覚寺の正式名称は「旧嵯峨御所大本山大覚寺」で、嵯峨御所という箇所が離宮の名残を表しています。
上の画像は宸殿【重要文化財】で、御所であったことを感じさせる建物もいくつかあります。
ちなみに宸殿は江戸時代に後水尾天皇から下賜された建物です。
特徴としては建物と建物を廊下でいて、ところどころ緑があって、落ち着く空間になっていたりもします。
こちらは心経前殿(御影堂)です。心経殿の前にある建物ということですが、大覚寺に関わる重要人物である嵯峨天皇をはじめとする4名の尊像がお祀りされています。
五色が風になびく様子がきれいで撮ってみました。
個人的に気になっていたのが、村雨の廊下です。たまに映画やドラマに出てきたりするので注目していました!柱が雨、廊下のジグザグが稲妻を表すので村雨の廊下と呼ばれています。
順路を進むとこんな感じで大沢池が見えてくるので、大沢池エリアへ向かいます!
お堂エリアはこれ以外にもたくさん見所があって、随所を拝観すると1時間ちょっとかかるかと思います。
大沢池エリア ここから紅葉の様子をご紹介
大沢池エリアはかなり広いので、歩きやすい靴をおすすめしたいです。
マップにある通り隈なく周ると1時間くらいかかる広さという感じです。
ちなみに大沢池エリアだけ拝観料することも可能です。
ご覧の通り、11月の下旬だったので紅葉も見納めの時期でした。ただ、それでも充分趣を感じられる場所がありました。
ここはもみじロードです。見頃の頃は間違いく美しいですね!
大沢池は日本最古の林や泉水などがある庭園だそうで、私たちが観ている庭園の始まりみたいな場所です。なんかすごいですよね!
ここがビューポイントみたいなのですが、奥に小さくお堂エリアが見えますね。
昔は大沢池に船を浮かべてお月見をしたそうです。しかも湖面に映る月を楽しんだとのことで、趣の深さにゾワゾワしました(笑)観てみたいな〜。
まとめ 過去が現在に繋がる池
嵐山は人が多いので、静かに落ち着いて観光をしたい方にはかなりおすすめです!アクセス方法も色々あるので、ぴったりくるものがあるかと思います。
見所としては、まず、平安時代から始まる今日に至るまで、形を変えつつも嵯峨天皇や弘法大師の想いと共に空間として遺っていることにとても感動しました。ちょっと昔の人と繋がれたような感覚になれちゃったりもします。
紅葉については、訪問時期には見頃が過ぎていましたが、紅葉の最盛期はかなり見応えあるスポットだと思いますので、機会があればぜひ行ってみてください!
(訪問時期は2020年11月です。最新の情報をご確認ください。)